中国語のレッスンで
講師に
動物で例えると何？
って聞かれて
パッと出てきたのが
ナマケモノ。
めちゃ中国語
頑張ってるし
全然怠けてないやん
って言われたけど
根はかなり怠け者。
出来れば
体力も労力も
使いたくない。
アプリを作ったのも
プログラミングを始めたのも
仕事でエクセルを使うのも
全部同じ理由。
以前の仕事で
生徒さんの名前と
購入した教材と購入日
値段とかの
紙のリストを渡されて
全部まとめて
って上司から言われた。
これを毎回毎回やるの
面倒くせー
って思ったから
とりあえず
リストのデータを
エクセルに打ち込んで
（後輩に打ち込んでもらって）
そのデータを元に
関数とかを組み合わせる。
そして
名前を選んだら
その人の今までの
購入履歴や
購入総額とかが
全部出てくる
仕組みを作った。
あとは
上司にまた
まとめてって言われたら
今回は50人分なんで
１週間くらいかかるけど
よろしいですか？
って振りを入れておく。
了解を得たら
そこから
その仕組みで
全員の名前を選んで
必要な情報を全部出して
印刷すると
30分以内に終わる。
１週間かかっても
大丈夫って
了解を得てるから
残りの時間は
漫画読んだり
動画見たりして
のんびり過ごす。
たまに上司に
進捗を聞かれたら
今回50人分なんで
もう少し時間かかりますよ
って返事しておく。
そして
6日目くらいに
提出すると
１週間かかる
と思ってたけど
早かったね
って褒められる。
この時に
エクセルの
全てのデータをまとめてた
宝箱のようなものが
プログラミングを始めてから
データベース
と言われるものに
なっただけ。
エクセルで
データをぶちこんでいた
生徒名
教材リスト
購入履歴
みたいなシートが
プログラミングでは
データベースのテーブル
という名前に
変わっただけ。
データベースから
引っ張ってくる
条件文とか指示文は
エクセルの関数と
同じ考え方。
関数を組み合わせて
仕組みを作ってしまうと
自分の欲しい情報を
一瞬で引っ張ってこれるから
8時間かかる業務も
10分とかで終わる。
だから
個人的な意見だけど
プログラムを組む人は
面倒な事が嫌いだったり
怠け者思考の人がかなり多い。
怠ける為に
最大限の労力をかける
という面白い矛盾。
IT会社とか
パソコンに強い人が
集まる職場ではなくて
敢えて
パソコンに弱い人が
多い職場で働く事で
考えられないくらいの
恩恵を受けられる。
特に
この国では
英語とか
ITとか
他の国では出来るのが
当たり前の事が
ある程度出来るだけで
重宝される。
ナマケモノでも
社会不適合者でも
会社に貢献できる
スキルがあると
なんとか
生きていけるんだよね。
